ある開発者が、出力の形式が安定しないタスクへの対策を検討しています。基盤モデルに対して、プロンプトの中に入出力の例をいくつか示してから本番のタスクを実行させ、出力の精度や形式を安定させる手法を何と呼びますか。

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正解D

解説

例を示してから実行させる手法名を選ぶ問題。

  • 1入出力の例をいくつか示してからサンプルを 与える
  • 2本番のタスクを実行させ例で導いてから実行=フューショット
A不正解

ゼロショットプロンプティング

ゼロショットプロンプティングは、入出力の例を一切示さず、指示だけでタスクを実行させる手法です。例)「次のレビューを肯定/否定に分類してください:『画面がすぐ消えて困った』」のように、いきなり本番タスクだけを与えます。

本問の「例を示してから実行させる」手法とは反対のため不正解です。

B不正解

思考連鎖プロンプティング

思考連鎖(Chain-of-Thought)プロンプティングは、答えだけでなく途中の推論ステップを書かせることで、複雑な問題の正答率を高める手法です。例)「次の文章題を、途中の考えを一段ずつ書いてから最後に答えてください」と、順を追った思考を促します。

入出力の例を示して安定させる手法とは別のため不正解です。

C不正解

プロンプトテンプレートの利用

プロンプトテンプレートの利用は、決まった形式の雛形で指示を標準化する手法です。例)「あなたは{役割}です。{入力文}を{出力形式}で要約してください」のように、空欄(変数)に値を差し込む雛形を用意します。

形式の一貫性には役立ちますが、入出力の例を示して学ばせる手法そのものではないため不正解です。

D正解

フューショットプロンプティング

正解。フューショットプロンプティングは、プロンプト内に入出力の例をいくつか提示してから本番タスクを実行させる手法で、出力の形式や精度を安定させやすくなります。例)「『最高だ』→肯定 / 『最悪だ』→否定 / 『普通かな』→」のように 2〜3 個の例を示してから、本番の入力を続けて分類させます。

ポイント

正解の『フューショットプロンプティング』を押さえます。
・プロンプト内に入出力の例をいくつか示してから本番タスクを実行させる。
・望ましい形式やパターンを例で示すことで、出力の精度・形式を安定させやすい。
ゼロショット(例なし)はその反対で、モデル蒸留(学習)やバッチ推論(実行方式)はプロンプトの書き方とは別の概念です。