QUESTION

ある企業は、Amazon EC2 Auto Scaling グループで分析ジョブを実行しています。ステータスチェックに失敗したインスタンスは自動で置き換えられていますが、運用チームは置き換えが起きたことに後から気付いています。 CloudOps エンジニアは、インスタンスが置き換えられるたびに運用チームへ E メールで知らせる必要があります。 この要件を満たすソリューションはどれですか。

1 / 1
回答を選択してください
正解C

解説

Auto Scaling グループのインスタンスが置き換えられるたびに、運用チームへ E メールで知らせる手段を選ぶ

  • 1「置き換えが起きたことに後から気付いています」置き換え自体は動いています。足りないのは、起きたときに人が知る仕組みです。
  • 2「インスタンスが置き換えられるたびに」置き換えは古いインスタンスの終了と新しいインスタンスの起動です。1 台ごとの起動と終了を捉える手段が要ります。
  • 3「E メールで知らせる」記録を残すことや画面で見ることではなく、人へ届ける通知が求められています。
A不正解

AWS CloudTrail の証跡を作成する。AWS API の呼び出しのログを Amazon S3 バケットに保存する。

CloudTrail は、AWS API の呼び出しを記録するサービスです。いつ誰がどの操作をしたかを後から調べる監査の用途に向いています。

しかしこの構成は、ログを S3 バケットに保存するだけです。証跡の SNS 通知を有効にしても、知らされるのは新しいログファイルが S3 バケットに配信されたことで、置き換えが起きたことではありません。後から気付く状況は変わりません。

B不正解

Auto Scaling グループのメトリクスの収集を有効にする。InService のインスタンス数を Amazon CloudWatch のダッシュボードに表示する。

グループのメトリクスを有効にすると、InService のインスタンス数などを CloudWatch で確認できます。グループの状態を画面で見るには有効です。

しかしダッシュボードは誰かが開いて見たときにだけ状態がわかり、運用チームへ知らせません。置き換えのたびに E メールで知らせる要件を満たしません。

C正解

Amazon SNS トピックに運用チームのアドレスをサブスクライブする。Auto Scaling グループで、インスタンスの起動と終了の通知をトピックへ送る。

Auto Scaling グループには、インスタンスの起動や終了のたびに Amazon SNS トピックへ通知を送る機能があります。通知の種類として EC2_INSTANCE_LAUNCH と EC2_INSTANCE_TERMINATE を選ぶと、異常なインスタンスの終了と新しいインスタンスの起動が、インスタンス 1 台ごとにトピックへ届きます。

トピックに運用チームの E メールアドレスをサブスクライブしておけば、置き換えのたびに E メールで知らせられます。

D不正解

AWS Compute Optimizer にオプトインする。Auto Scaling グループのインスタンスタイプの推奨事項を確認する。

Compute Optimizer は、使用率のメトリクスをもとにインスタンスタイプなどの推奨事項を示すサービスです。インスタンスのサイズを見直すときに使います。

置き換えの発生を検知して知らせる機能ではないため、運用チームへの通知という要件と役割が合いません。

ポイント

Auto Scaling グループの出来事を人に知らせる手段と、記録・可視化・推奨のサービスを区別できるかがポイントです。
・Auto Scaling グループの通知は、インスタンスの起動・終了とそれぞれの失敗のたびに Amazon SNS トピックへ送られます。トピックに E メールアドレスをサブスクライブすれば、運用チームに届きます。
・CloudTrail は AWS API の呼び出しを記録するサービスで、後から調べる監査に向いています。
・グループのメトリクスを有効にすると、InService のインスタンス数などを CloudWatch で確認できます。見に行くのは人の側です。
・Compute Optimizer は使用率のメトリクスをもとに、インスタンスタイプなどの推奨事項を示します。