QUESTION

ある企業では、3 つの開発チームが AI エージェントを構築しており、30 を超えるエージェントが社内の業務システムやデータベースに接続しています。しかし、顧客管理システムの改修時に、どのエージェントが顧客データにアクセスし、誰が責任者かを特定できませんでした。同社は、各チームが新しいエージェントを開発するスピードを維持する必要があります。 エージェントのアクセス先と責任者をすぐに特定できるようにするには、どのアプローチが最適ですか。

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正解C

解説

30 を超える AI エージェントのアクセス先と責任者を、開発スピードを保ったまま全社で特定できるようにする方法を選ぶ

  • 1「30 を超えるエージェント」数が増え、チームごとの管理では全体が見えない段階
  • 2「どのエージェントが顧客データにアクセスし、誰が責任者かを特定できませんでした」欠けているのは、アクセス先と責任者の全社での記録
  • 3「開発するスピードを維持する必要があります」開発を一か所に集める案は合わない
A不正解

エージェントの接続先と担当者を、各開発チームの管理表に記録する。管理表は各チームの担当者が更新する。管理表の項目を各チームで統一する。

チームごとの管理表は、試行中のエージェントが少なく、全社への展開の予定がない段階なら足ります。

しかし情報がチームごとに分かれたままで、全社でどのエージェントが何にアクセスしているかを一度に確かめられません。改修のたびに、各チームへの確認が必要になります。

B不正解

すべてのエージェントの開発と運用を、センターオブエクセレンス (CoE) に集約する。責任者の管理も CoE が担う。CoE の担当者を各チームに周知する。

CoE への集約は、社内に開発の経験が少なく、少数の専門チームで作り方をそろえたい初期の段階に向いています。

この企業ではすでに 3 つのチームが開発を進めています。すべての開発が CoE を通ると順番待ちが生じ、各チームの開発スピードを維持するという要件に合いません。

C正解

エージェントの機能、権限、参照するデータ、責任者を、全社で 1 つのレジストリに記録する。各チームが更新する。登録の方法を開発チームに説明する。

エージェントの数が増えるほど、どのエージェントが何にアクセスし、誰が責任を持つかを全社で一度に確かめられることが重要になります。機能・権限・参照するデータ・責任者を1 つのレジストリ (エージェントの台帳) に記録すれば、改修の影響をすぐに追えます。開発は各チームのまま進められるので、スピードも保てます。

D不正解

業務システムのアクセスログを分析する。顧客データに接続しているエージェントを特定する手順を整える。分析の結果を管理者に共有する。

アクセスログの分析は、社内システムの改修がまれで、接続しているエージェントも少ない環境なら、その都度の調査で対応できます。

しかしログから分かるのは接続の事実だけです。改修が起きてから調べるたびに責任者や事業目的をたどり直すことになり、エージェントが増えるほど調査の手間も増えます。

ポイント

社内で AI エージェントの展開が増えたら、一元化されたレジストリ (エージェントの台帳) で全社のエージェントを把握します。
・記録する項目: 機能・権限・参照するデータ・責任者・事業目的など。
・開発は各チームのまま進められ、全社での把握に必要な情報だけを一か所に集められる。
「どのエージェントが何にアクセスし、誰が責任者か分からない」と出たら、レジストリへの登録を選びます。