単一のアベイラビリティーゾーンで稼働しているアプリケーションの可用性を高め、AZ 障害が発生してもサービスを継続できるようにする最も適切な方法はどれですか。

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正解D

解説

AZ 障害に耐えてサービスを継続するための高可用性設計の方法を選ぶ問題。

  • 1可用性を高め単一障害点をなくし、障害時も止まらない構成にする
  • 2AZ 障害が発生しても1 つの AZ の停止を 他の AZ で吸収 できる必要がある
  • 3サービスを継続復旧待ちではなく、障害発生時も即座に継続できること
A不正解

同じ AZ 内でインスタンスの数を増やす

AZ(アベイラビリティーゾーン)とは、リージョン内にある 電源・ネットワークが独立した 1 つ以上のデータセンターのまとまり です。同じ AZ 内で台数を増やすと負荷分散には役立ちますが、その AZ 全体が障害を起こすとすべてのインスタンスが同時に停止します。

AZ 障害に耐えるには複数 AZ への分散が必要であり、単一 AZ 内の増設では要件を満たせないため不正解です。

B不正解

インスタンスのタイプをより大きなものに変更する

インスタンスを大きくすると処理能力は上がりますが、配置先の AZ は 1 つのままです。

AZ 障害が起きるとそのインスタンスは停止するため、可用性向上にはつながらず不正解です。

C不正解

インスタンスのバックアップを毎日取得する

バックアップはデータ消失からの復旧には有効ですが、復元には時間がかかります

AZ 障害が起きた瞬間にサービスを継続するという要件は満たせないため不正解です。

D正解

複数のアベイラビリティーゾーンにインスタンスを分散配置する

正解。複数の AZ にインスタンスを分散し、ロードバランサーで振り分けることで、1 つの AZ が障害を起こしても他の AZ のインスタンスがサービスを継続できます。これが高可用性設計の基本です。

ポイント

『AZ 障害でも継続』『高可用性』は 複数 AZ への分散(Multi-AZ)+ ロードバランサー が定石。単一 AZ 内の増設・大型化・バックアップでは AZ 障害に耐えられない点を区別する。