SQL 基礎まとめ — テーブル操作・WHERE・関数の全体像

SQL 基礎シリーズの総まとめです。テーブル定義・INSERT・SELECT・UPDATE・DELETE、WHERE での絞り込み、関数と CASE による加工までを図と表で横断整理します。

SQL 基礎で学んだ命令の全体像

SQL 基礎シリーズで扱った命令を、テーブル操作WHERE での絞り込み関数での加工 の 3 観点で 1 ページに整理します。各記事へのリンクから、いつでも復習に戻れます。

SQL でできる操作の全体像
追加INSERTテーブル行と列のデータ変更・削除UPDATE / DELETE取り出すSELECT整えるDISTINCT / ORDER BY / LIMIT加工・分岐関数 / CASE追加更新 / 削除取り出す整える加工
INSERT / UPDATE / DELETE でテーブルの行を出し入れし、SELECT で取り出した結果を WHERE で絞り、関数 / CASE で加工する。

テーブルを用意してデータを出し入れする

テーブルを 作る → 行を入れる → 取り出す → 書き換える / 消す という、データ操作のひと通りの流れです。SELECT の結果は DISTINCT / ORDER BY / LIMIT で整えられます。

分類記事学べること
テーブル定義テーブルの作成と定義変更CREATE TABLE / PRIMARY KEY / NOT NULL / ALTER TABLE
行の追加INSERT列名指定・列名省略・複数行の追加
行の取得SELECT列の選択・AS による別名・WHERE の基本
行の更新・削除UPDATE と DELETESET での更新、WHERE 忘れの全件操作に注意
全件削除TRUNCATEDELETE との違い、ハイウォーターマーク
結果の整形DISTINCT・ORDER BY・LIMIT重複除去・並び替え・件数制限・OFFSET

WHERE で行を絞り、関数で値を加工する

WHERE は条件に合う 行だけを残す、関数や CASE列の値そのものを加工・分類する 役割です。下の 2 枚の図で、WHERE 詳細 3 記事と関数 6 記事の関係をそれぞれ整理します。

WHERE で行を絞り込む 3 記事
WHERE行を絞り込むAND・OR・NOTWHERE ①BETWEEN・LIKEWHERE ②IS NULL・INWHERE ③
WHERE は条件に合う行だけを残す。論理演算子・範囲とパターン・NULL と集合の 3 系統を WHERE 詳細 ①②③ で扱う。
関数・CASE で値を加工する 6 記事
関数 / CASE値を加工算術・連結・日付関数 ①文字列関数 ②数学・COALESCE関数 ③IF / IIF関数 ④CASE 多条件関数 ⑤CASE 応用関数 ⑥
SELECT で取り出した値を、算術・文字列・数学関数や IF / CASE で加工・分類する。WHERE が行を絞るのに対し、関数は列の値を変える。
分類記事学べること
WHERE ①AND・OR・NOT論理演算子と評価の優先順位
WHERE ②BETWEEN と LIKE範囲指定とパターンマッチ
WHERE ③IS NULL と IN3 値論理・NULL 判定・集合との照合
関数 ①算術・連結・日付+ - * / %、|| / CONCAT、日付関数
関数 ②文字列関数LENGTH / TRIM / REPLACE / UPPER / SUBSTR
関数 ③数学関数と COALESCEROUND / FLOOR / CEILING、NULL 置換
関数 ④IF / IIF1 つの条件で値を切り替える
関数 ⑤CASE で多条件分岐値マッチ形式・評価式形式
関数 ⑥CASE 応用ORDER BY / UPDATE / NULL 対応

お疲れ様でした!

ここまでで、テーブル定義から行の追加・取得・更新・削除、WHERE での絞り込み、関数と CASE での加工までを横断的に整理しました。

これらを組み合わせれば、実務でよく書くレポート用クエリの多くが書けます。気になる記事に戻って、手元のデータで実際に試してみてください。