ある企業のセキュリティ研修で、AI システムのデータ暗号化について整理しています。「保管時の暗号化 (at rest)」と「転送時の暗号化 (in transit)」の違いの説明として、最も適切なものはどれですか。

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正解D

解説

保管時暗号化と転送時暗号化の違いを選ぶ問題。

  • 1保管時の暗号化 (at rest)保存されたデータ を守る
  • 2転送時の暗号化 (in transit)通信中のデータ を守る
A不正解

保管時は通信中のデータ、転送時は保存されたデータを暗号化する

保管時と転送時の対象が逆になっています。

保管時=保存データ、転送時=通信中データが正しいため不正解です。

B不正解

保管時は鍵の管理方法、転送時は通信の速度を指す用語である

保管時/転送時の区別はデータがどの状態にあるときに暗号化するかの違いであり、鍵の管理方法や通信速度の分類ではありません。

用語の対象を取り違えているため不正解です。

C不正解

保管時はアクセス権限の設定、転送時はバックアップのことである

アクセス権限は IAM、バックアップはデータ複製の話で、いずれも暗号化の局面の説明ではありません。

保管時・転送時は暗号化の対象(保存/通信)の違いであるため不正解です。

D正解

保管時は保存されたデータ、転送時は通信中のデータを暗号化する

正解。保管時 (at rest) は保存されたデータを暗号化し、転送時 (in transit) はネットワークを流れる通信中のデータを暗号化します。守る対象(保存 vs 通信)が異なります。

ポイント

暗号化は守る対象で区別します。
保管時 (at rest): S3 やディスクに保存されたデータを暗号化(KMS など)。
転送時 (in transit): ネットワークを流れる通信中のデータを暗号化(TLS など)。
対象が『保存データ』か『通信中データ』かが違い。両者を組み合わせてデータを保護します。