順番に読み進めながら学べます

ファイルとディレクトリを作る — mkdir / touch / cat

mkdirでフォルダ、touchとechoの > / >> でファイルを作り、catで中身を確認するまでを、ブラウザ端末で実際に操作しながら学べます。

ディレクトリを作る — mkdir

mkdirは新しいディレクトリ(フォルダ)を作成するコマンドです。

作りたい名前を渡すだけで 1 つ作れます。

-pを付けると、途中の親ディレクトリがまだ無くても、階層をまとめて一度に作成できます。

mkdir logs                 # logs を作成
ls                         # 確認
mkdir -p src/app/utils     # 3 階層をまとめて作成
ls -R src                  # src 以下を再帰表示
mkdir -p が作る入れ子構造
mkdir -p project/src/bin で一括作成projectproject/srcproject/src/binこの中にこの中に
mkdir -pは親が無くても project・project/src・project/src/bin をまとめて作成します。

① 作業用フォルダとしてworkという名前のディレクトリを 1 つ作成し、lsで作成されたことを確認してください。

② 次に、projectの中にsrc、その中にbinという 3 階層が入れ子になったディレクトリをまとめて作成し、ls -R projectで 3 階層ができたことを確認してください。(正しく実行できれば解説が表示されます)

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空のディレクトリを消す — rmdir

rmdirは空のディレクトリを削除するコマンドです。

中身が空であることを確かめてから消すため、うっかり中のファイルごと消す事故が起きにくい安全な操作です。

中身ごと削除する操作は、後の回であらためて扱います。

mkdir empty_box      # 空ディレクトリを作成
rmdir empty_box      # 空なので削除できる
ls                   # 消えたことを確認

rmdir は空のときだけ

rmdir空のディレクトリだけを削除します。

中にファイルやフォルダがあると削除されず、ディレクトリは残ります。

中身ごと消す操作は後の回で安全に扱います。

① 使い捨て用のディレクトリdemoを作成し、lsでできたことを確認してください。

② 続けて、その空のdemoディレクトリを削除し、もう一度lsdemoが消えたことを確認してください。

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ファイルを作る・書く — touch / echo

touchは中身が空のファイルを作成します。

echo '文字列' > ファイル名でファイルに文字を書き込み、catでその中身を画面に表示します。

作る・書く・見るの 3 つはセットで使います。

書き方効果
mkdir 名前ディレクトリを 1 つ作成する
mkdir -p 親/子/孫途中の親ごとまとめて作成する
rmdir 名前空のディレクトリだけ削除する
touch 名前空のファイルを作成する
touch notes.txt                 # 空ファイル作成
echo 'first line' > notes.txt   # 書き込み
cat notes.txt                   # 表示
作成 → 書き込み → 表示
touch hello.txt空ファイルができるecho ... > hello.txtHello, Linux! が入るcat hello.txt画面に表示される
touchで空ファイル、>で書き込み、catで表示します。

hello.txtという名前の空ファイルを作成し、lsでできたことを確認してください。

② そのファイルにHello, Linux!という 1 行を書き込んでから、cat hello.txtで中身を表示して確認してください。

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上書きと追記 — > と >>

>はファイルに書き込む前に中身を空にしてから書き込みます(上書き)。

すでにある内容を残したまま行を足したいときは>>(追記)を使います。

この違いを取り違えると、必要なデータを消してしまうことがあります。

記号意味
>中身を空にして書き込む(上書き)
>>末尾に追記する(既存内容を残す)
echo 'line 1' > log.txt    # 上書き(新規作成)
echo 'line 2' >> log.txt   # 追記
cat log.txt                # line 1 と line 2
echo 'reset' > log.txt     # 上書き(前の内容は消える)
cat log.txt                # reset だけ
> は上書き、>> は追記
echo A > ff の中身: Aecho B > ff の中身: B(A は消える)echo C >> ff の中身: B / C>(上書き)>>(追記)
>は中身を消して上書き、>>は末尾に追記します。

> は中身を消す

>は書き込む前にファイルの中身を空にします。

今ある内容に行を足したいときは、必ず>>(追記)を使ってください。

note.txtfirstという 1 行を書き込んでください。

② 続けて、同じnote.txtsecondという行を追記してから、catで 2 行になっていることを確認してください。

③ 最後にnote.txtresetを上書きで書き込み、catで中身がresetだけに変わることを確認してください。

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QUIZ

理解度チェック

まずは1問ずつ答えてみましょう。

Q1mkdir -p a/b/cを実行すると何が起こりますか?

Q2rmdirで削除できるのはどれですか?

Q3既存ファイルの内容を残したまま、新しい行を最後に追加したいときに使う記号はどれですか?